ミニマリストのいう、「本当に必要なもの」って結局なんなの?
「本当に必要なもの」だけを持って、スッキリとシンプルな生活をしたい…と思っても、その「本当に必要なもの」が何か分からない、というひとは多いと思います。
ものは減らせば減らすほどいい、というわけではなくて、たくさん持っていれば便利、というものでもありません。
大切なのは、「自分にとって本当に大切なもの」を見つけること。
でも、それを見極めるのが一番難しい…
大丈夫! この記事のステップを実践すれば、自分にとって本当に必要なものが見つかるはず。
- 「本当に必要なもの」の3つのタイプ
- 本当に必要なものを見つける4つのステップ
- ミニマリストが実践する「必要な物を増やさない」習慣
ものを減らすのではなく、自分の軸を持って選ぶためのヒントを、一緒に考えていきましょう!


「本当に必要なもの」の3つのタイプ
「本当に必要なもの」とは、単に数を減らすことではなく、自分の暮らしをより豊かにするために選び抜いたもの。
実は、「本当に必要なもの」は大きくわけて3つの種類があります。
3つの違いを整理して考えると、意外とすんなり取捨選択できるようになるはず。
この章では、本当に必要なものを見極めるために、「3つのタイプ」について解説します。
- 役に立つもの|実用的な価値
- 心を満たすもの|精神的な価値
- 未来を豊かにするもの|投資的な価値
役に立つもの|実用的な価値
まずは、生活の中で実際に役に立つもの、使うことで暮らしがスムーズになるもの。たとえば…
- スマートフォン
- パソコン
- 調理器具
- 冷蔵庫
- 掃除道具
- 寝具 など
これらは、ふつうは持っていないと生活に困ってしまいますよね。
ミニマリストの中には、このような「必需品」も減らすという猛者がいますが、多くの人はそこまでするとストレスになってしまうと思います。
大切なのは、「どこまで持つか」という視点。
実用的なものの中にも、「持っているだけで使っていないもの」が紛れ込んでいることがありますよね。
昔買った便利グッズや、なんとなく取っておいたケーブル類…。
本当に役に立っているものなのか、それとも「いつか使うかも」と思っているだけなのか、見極めるのがポイントです。
心を満たすもの|精神的な価値
これがあるだけで安心する
見るだけで気持ちが落ち着く
——そういったもの、誰にでもありますよね。
ミニマリストを目指して物を減らそうとすると、つい「使わないもの=不要」と思いがちですが、実用性はなくても心を満たしてくれるものも、生活を豊かにしてくれることがあります。例えば…
- 大切な人からもらった手紙やプレゼント
- 昔から好きで集めている本や音楽
- 旅先で見つけたお気に入りの雑貨
- 推し活グッズ など
実際には使わなくても、持っているだけで気持ちが落ち着いたり、心が温かくなったりするものってありますよね。
ミニマリストって、こういうものも処分してしまうイメージがあるかもしれませんが、大切なものをすべて捨てなければいけないということは、もちろんありません。
精神的な価値のあるものは、人によって違うのです。
SNSで見た誰かの持ち物リストではなく、自分の気持ちと向き合いながら選ぶことが大切です。
未来を豊かにするもの|投資的な価値
「今すぐ必要ではないけど、将来の自分にとってプラスになるもの」が、投資的な価値のあるものです。たとえば…
- スキルアップのための本やオンライン講座
- 健康を維持するための運動器具やサプリメント
- 仕事に役立つガジェット
- 質の良いベッドや枕
- 良質な靴や鞄 など
「いつか使うかも」と思って持っているだけのものとは違って、未来の自分を成長させたり、生活の質を上げたりするために必要なもの。
こうした投資的な価値があるものは、たとえ今すぐには役立たなくても、持っておくことで長い目で見てプラスになります。
私はヨガをするので、ヨガマットは欠かせません!
未来を見据えて、今のうちに何を残すべきかを考えることも、ミニマリズムの大事なポイントです。
本当に必要なものを見つける4つのステップ
「本当に必要なもの」を見極めるのは簡単なことではありません。
長年持ち続けているものや、何となく手放せないものがあると、判断に迷うことも多いと思います。
でも、感覚に頼るだけではなく、具体的なステップを踏むことで、必要なものと不要なものを整理しやすくなります。
ここでは、確実に必要なものを見つけるための4つの方法を紹介します。
「確実に必要ないもの」をまずは手放す
まず最初にやるべきなのが、考えるまでもなく不要なものを手放すこと。
これだけで、驚くほどスムーズに片付けが進みます。たとえば…
- 壊れている家電やガジェット
- 期限切れの食品や化粧品
- 何年も読んでいない本や雑誌
- サイズが合わなくなった服
- もう使わないノベルティグッズ
…こういうものって、意外と家のあちこちに眠っているんですよね。
「とりあえず一箇所に集めてみる」と、思った以上に不要なものがあることに気づきます。
しかも、これは「本当に必要か?」と深く考える必要がないので、作業がサクサク進むのがポイント!
まずは、パッと見て「これは確実にいらないな」と思うものから手放して、気持ちも空間もスッキリさせていきましょう。
必要かどうか微妙なものは「3つのタイプ」をチェックする
明らかに不要なものを手放したら、次にぶつかるのが「これ、いる?いらない?」と判断に迷うゾーン。
ここが一番の難関なんですよね…。
そんなときに役立つのが、先ほど紹介した「役に立つもの」「心を満たすもの」「未来を豊かにするもの」の3つの視点。
このどれかに当てはまれば、それは今の自分にとって持っておく意味があるもの。
逆に、どれにも当てはまらないなら「なんとなく持ち続けているだけ」の可能性が高いです。
ポイントは、特に「心を満たすもの」が増えすぎないようにすること。
捨てにくいものって、どれも「心を満たすもの」にジャンル分けできちゃうんですよね。
でもそれだと本末転倒なので、「心を満たすもの」についてはある程度のリミットを決める。
たとえば、「心を満たすものボックス」を用意して、そこに入りきる分だけ取っておく、と言う方法もおすすめです。
いったん3つの視点に当てはめてみて、どこにも当てはまらなければ、思い切って手放してみるのがおすすめです。
「持っていなくても困らない期間」を作る
「いるか、いらないか」を考えても決められない場合は、「いったん持たない期間を作る」という方法がおすすめ。
やり方は簡単で、判断に迷うものをダンボールや袋にまとめて、一定期間しまっておくだけ。
1ヶ月後、3ヶ月後、半年後…期間は自分が無理なく続けられる範囲でOK。
そして、決めた期間が過ぎたら中身をチェック。
もし「これ必要だった!」と感じたら、それは今の自分にとって大切なもの。
逆に、「しまっていたことすら忘れていた…」というものは、なくても問題なかった証拠です。
頭で考えるより、実際に持たない生活を試してみることで、本当に必要なものかどうかがはっきりしてきます。
「本当に必要だったもの」をリスト化する
「持っていなくても困らない期間」を試したあとは、最後の仕上げ。
実際に必要だったものをリスト化することで、自分にとって本当に大切なものがはっきり見えてきます。
やることはシンプルで、「しまっておいたけど、やっぱり必要だったもの」と「なくても平気だったもの」を振り返りながら書き出すだけ。
すべてのものをリストにするのは大変なので、「迷ったもの」をリストにしておくといいですよ。
このリストを作っておくと、今後新しいものを買うときの基準にもなります。
ミニマリストが実践する「必要な物を増やさない」習慣
ミニマリストは「物を減らすこと」よりも、「増やさない習慣」を大事にしています。
一度整理しても、無意識のうちに物を増やしてしまえば、また元通り…
そうならないためには、物を迎え入れるときの考え方を変えることが大切なんですよね。
ここでは、ミニマリストが実践している「必要な物を増やさない」ためのシンプルな習慣を紹介します。
- 買うときに「本当に必要か?」を問いかける
- 人と比較せず、自分にとっての「必要な物」を持つ
- ものではなく「心地の良い空間」に注目する
ちなみに、「モノを増やさない習慣」については、以下でも詳しく解説しています。


買うときに「本当に必要か?」を問いかける
物を増やさないために一番大事なのは、買う前に「本当に必要か?」と自分に問いかける習慣をつけること。
欲しいものを見つけたとき、「これを持つことで生活が本当に良くなる?」「今持っているもので代用できない?」と自問してみると、無駄な買い物を防ぐことができます。
特におすすめなのが、「一旦保留する」ルール。
欲しいと思ったものは、すぐに買わずに1週間~1ヶ月考えると、意外と「やっぱりいらないかも」と思えることが多いんですよね。
それでも「やっぱり必要!」と感じたものだけを買うようにすると、本当に価値のあるものだけが手元に残ります。
「買わない」のではなく、「よく考えて選ぶ」。
この習慣を続けるだけで、無駄な物が増えにくくなり、気持ちのいいシンプルな暮らしが手に入ります。
人と比較せず、自分にとっての「必要な物」を持つ
SNSやYouTubeを見ていると、「ミニマリストはこれだけで生活できます!」とか、「○○を手放したら人生が変わった!」なんて情報があふれていますよね。
私も一時期、「ミニマリストなら、これを捨てるべき」みたいなリストを見て、影響を受けすぎてしまったことがあります。
でも、いざ真似してみると、なんだかしっくりこない…。
そこで気づいたのが、ミニマリズムに正解はないということ。
大切なのは、人と比べて持ち物を決めるのではなく、自分にとって本当に必要なものを持つこと。
他の人にとっては「不要」とされるアイテムでも、自分にとって大切なら、それは残していいんです。
逆に、どんなにおすすめされているものでも、自分に合わなければ無理に持つ必要はありません。
人と比べずに、自分にとっての「必要なもの」を大切にすることが、無理のないシンプルライフにつながります。
ものではなく「心地の良い空間」に注目する
物を増やさないためには、「何を持つか」よりも「どんな空間で暮らしたいか」にフォーカルすることがおすすめ。
何かを買うときに、「このアイテムを持つことで、自分の生活や部屋が本当に心地よくなるか?」を考えるのです。たとえば…
- おしゃれなインテリア雑貨を買う前に、「これを置いたらスッキリした空間が崩れないか?」と考える
- 新しい収納グッズを買う前に、「そもそも物を減らせば収納自体いらないのでは?」と考えてみる
こういう視点を持つと、ただ「欲しいから買う」のではなく、「自分の理想の空間に合うか?」という基準で判断できるようになります。
結果として、本当に必要なものだけが手元に残り、部屋も気持ちもスッキリ。
ミニマリズムの本質は、持ち物の数を減らすことではなく、自分にとって心地よい環境をつくることなんです。
買い物をするときは、モノ単体ではなく、それが「空間にどう影響するか?」を意識してみると、余計なものを増やさずに済みます!
まとめ:本当に必要な物は「自分の軸」で決まる
ミニマリストを目指すと、「何を手放せばいいのか?」「どこまで減らせばいいのか?」と迷うことがあります。
でも、大切なのは減らすこと自体ではなく、自分にとって本当に必要なものを選ぶこと。
その基準は、人によって違って当然なんですよね。
- 実用的な価値があるもの
- 心を満たしてくれるもの
- 未来の自分を豊かにするもの
――この3つの視点を持つことで、ただ闇雲に物を減らすのではなく、自分にとって意味のあるものを選ぶことができるようになります。
また、一度整理してスッキリしても、意識しないとまた物は増えてしまいます。
だからこそ、新しく迎えるときに「本当に必要?」と問いかけること、他人と比較せずに自分の基準で持ち物を決めること、そして「もの」ではなく「心地よい空間」にフォーカスすることが大切。
結局のところ、「本当に必要な物」は、自分の軸で決まるんですよね。
他人のミニマリストスタイルを真似するのではなく、自分にとって快適な暮らしを考えながら、必要なものを選び取ること。
これが、無理のないシンプルライフにつながるはずです。
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