気づけば1日中スマホを触っていた
SNSを眺めていたはずが、なぜか気分が沈んでいる……
通知が鳴るたびに集中力が切れて、夜はなかなか眠れない…
そんな“デジタル疲れ”に心当たりはありませんか?
現代人の脳と心は、想像以上にスクリーンに消耗されています。
そんな中で注目されているのが「デジタルデトックス」。
スマホやパソコンから意識的に距離をとることで、驚くほどの変化が起きます。
- 睡眠の質が上がる
- 集中力・生産性が向上する
- ストレスや不安感が軽減される
- コミュニケーションが濃くなる
- 時間に余裕ができる
- 体調が整う
- 自分軸を持てるようになる
本記事では、実際にデジタルデトックスで得られる効果や、今日から始められるやり方、注意点までを詳しくご紹介します。
そもそもデジタルデトックスとは?
デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどのデジタル機器から少し距離を置くことで、心と体を休ませる過ごし方のことです。
今や、目が覚めた瞬間から寝る直前まで、画面とにらめっこしているのが当たり前になっていますよね。
SNS、メッセージ、動画、仕事の通知…。
便利だけど、ずっと頭がざわざわしている感じが抜けない。
疲れてるわけじゃないのに、なんだかしんどい……
そんな感覚、思い当たる人も多いと思います。
たとえば、スマホを手にしなかった時間って、今日どれくらいあったでしょう?
ほとんどないかも…と感じた人は、すでに情報に押し流されているのかもしれません。
かく言う私も、あまりありませんが…(苦笑)
そんな今の時代だからこそ、「デジタルから離れる時間」を意識して持つことが、ひとつの選択肢として注目されてきています。それがデジタルデトックス。
何かを始める前に、まず一度立ち止まって、今の自分の状態に目を向けてみる。そんな時間をくれる考え方です。
デジタルデトックスで得られる7つの効果
スマホやパソコンに触れる時間が減るだけで、頭が軽くなったり、気持ちが落ち着いたり、集中できるようになったり…。
デジタルデトックスは、実際にやってみると想像以上に“変化”がやってきます。
最初はただの“我慢”に思えても、気づけば生活や心の調子が少しずつ整っていることに気づくはず。
ここでは、実際に多くの人が感じている「デジタルデトックスで得られる7つの効果」を紹介します。
- 睡眠の質が上がる
- 集中力・生産性が向上する
- ストレスや不安感が軽減される
- コミュニケーションが濃くなる
- 時間に余裕ができる
- 体調が整う
- 自分軸を持てるようになる
睡眠の質が上がる
デジタルデトックスによって、寝る前に画面を見る時間が減ると、頭が自然とリラックスしていきます。
寝る前についスマホを見てしまって、気づけば深夜……なんとなく寝つきが悪い、眠りが浅いと感じたことはありませんか?
実は、スマホやパソコンの画面から発せられるブルーライトは、脳が「今は昼間だ」と勘違いする原因になります。
その結果、自然な眠気をもたらすホルモンの分泌がうまくいかなくなり、眠りの質が下がってしまうのです。
デジタルデトックスをすることで、自然と眠りの質が上がっていきます。
しっかり眠れるようになると、1日のコンディションにも大きく影響してくる──そんな変化が、静かにじわじわ訪れてきます。
集中力・生産性が向上する
デジタルデトックスで“気が散る要因”を減らすと、自然と「今やること」に意識が戻ってくるようになります。
「やろうとしていたことが、気づけばスマホで別のことをしていた」そんな経験、誰にでもありますよね。
通知やSNSの情報は、ほんの一瞬のつもりでも集中力を何度も途切れさせてしまいます。
本来なら30分で終わるはずの作業が、気づけば1時間…。
小さな分断が積み重なることで、仕事や勉強の効率はどんどん下がっていきます。
デジタルデトックスをすることで途中で気が逸れることが少なくなるので、いつもより物事にスッと入り込める感覚が生まれるはず。
その心地よさが、自信ややる気にもつながっていくのです。
ストレスや不安感が軽減される
デジタルデトックスをすると、こうした“心をざわつかせる情報”からいったん距離を置くことができます。
スマホを見ていると、楽しいはずのSNSなのになんだか疲れたり、不安になったりすることはありませんか?
私はあります…!
他人のキラキラした投稿を見て落ち込んだり、ネガティブなニュースで気持ちが沈んだり。
無意識のうちに、情報に心を振り回されていることって、意外と多いんです。
静かな時間が増えると、気持ちが自然と落ち着いてきます。
それに、誰かと比べる必要もなくなって、自分のペースを取り戻せる感覚が生まれるのです。
情報を遮断するというより、「今の自分を守るためのフィルターをかける」ようなもの。
日々のストレスや不安が少し軽くなるだけで、日常の過ごしやすさが変わってくるはずです。
コミュニケーションが濃くなる
デジタルデトックスで画面から目を離す時間が増えると、自然と目の前の人との会話や、声を聞いて話すことの大切さに気づきます。
SNSやメッセージアプリを使えば、もちろん、いつでも誰とでもつながれますよね。
でも、その“つながりやすさ”が、逆に本当の会話の質を下げていることもあります。
タイムラインに流れてくる投稿を眺めて「会った気になっていた」けれど、実際にはまともに話せていなかった──そんなこと、思い当たる人も多いのではないでしょうか。
「ちゃんと目を見て話す」「相手の声のトーンから気持ちを汲み取る」
──そういった当たり前のやりとりが、意外なほど新鮮に感じられるようになることもあります。
量より質。つながりすぎる日常から一歩引くことで、心のこもったコミュニケーションが戻ってくるかもしれません。
時間に余裕ができる
デジタルデトックスを意識すると、“なんとなくスマホ”の時間が減り、時間に余裕が生まれます。
忙しかった!と感じる日でも、スマホの使用時間を見てみると、何時間も触っていたことに気づいて驚くってこと、ありませんか?
恥ずかしながら、私は結構あります…笑
無意識のうちにスクロールしていた時間が、積み重なるとかなりのボリュームになっているものです。
デジタルデトックスでスマホを触らない時間を持てば、「あれ、今日はちょっと余裕あるな」と感じたり、「ずっとやろうと思ってたこと」に手が伸びたり。
何かを足すのではなく、手放すことで時間が生まれるわけです。
時間に追われる毎日から、少しだけ“自分で使える時間”を取り戻す。そんなきっかけになっていきます。
時間の余裕については、「時間に余裕を持つための習慣と考え方」でも詳しく解説しています。


体調が整う
デジタルデトックスをすると、まず「目が楽になった」「肩が軽くなった」といった、小さな体調の変化に気づく人が多いです。
画面を見る時間が減るだけで、身体がリラックスする感覚が戻ってくるんですよね。
スマホやパソコンを長時間使うと、目の疲れや肩こり、頭の重さを感じる人も多いはず。
さらに、座りっぱなしで体を動かさず、姿勢も崩れがち。
便利なはずのデジタルが、気づかないうちに体調を乱す原因になっていることがあります。
小さな回復が積み重なることで、全体的に体の調子が整っていくはずです。
自分軸を持てるようになる
SNSやネットの世界では、誰かの意見や価値観が常に流れてきます。
知らないうちに「こうあるべき」「これが正解」といった空気に飲み込まれて、自分の考えがよく分からなくなることもありますよね。
デジタルデトックスをすると、その“情報の波”からいったん離れることができます。
静かな時間の中で、ようやく自分の気持ちや考えに耳を傾ける余白が生まれるんです。
「私は本当はどうしたいんだろう」「何を大切にしたいんだろう」――そんな問いが自然と湧いてくることもあります。
他人と比べたり、評価に振り回されたりしない時間が増えると、少しずつ“自分の軸”が定まってくるはず。
情報に流されるのではなく、自分で選び取る感覚。
それが、デジタルから離れることで得られる、深くて静かな変化のひとつです。
自分軸については、「他人の期待に縛られない!「自分軸で生きる」ための具体的な5つのステップ」でも詳しく解説しています。


効果を実感するためのデジタルデトックスのやり方
「デジタルデトックスって、なんだか難しそう……」と思う人もいるかもしれません。
でも、そんなに難しく考える必要はないですよ。
大切なのは、自分に合ったやり方で、デジタルとの距離感を少し見直してみること。
ここでは、「これならできそう」と思えるような、シンプルで続けやすいデジタルデトックスの方法をいくつかご紹介します。
- スマホを物理的に手の届かない場所に置く
- アプリを削除 or 一時的にログアウトする
- デジタル断食の日を設定する
- 代わりに“アナログな楽しみ”を用意しておく
スマホを物理的に手の届かない場所に置く
いちばんシンプルで効果的なのが「物理的に距離をとる」こと。
「気づいたらスマホを触っていた」──それ、意志の弱さじゃなくて“習慣”のせいかもしれません。
目の前にあるから手が伸びる。通知が鳴るから見てしまう。ただそれだけのことです。
- カバンの中に入れる
- 別の部屋に置く
- ベッドサイドから追い出す
それだけで、“なんとなくスマホ”の時間がかなり減るという人も多いです。
私は、集中したいときに「電源を切る」ことにしています。
デジタルデトックスの第一歩として、難しいことを考える前に“見えない場所に置いてみる”のは、けっこう効きます。
アプリを削除 or 一時的にログアウトする
一度開いたら止まらない。気づけば1時間経ってた……これはもう中毒に近い反応です。
そんなときは、いっそ「アプリを削除」または「ログアウトして距離を置く」のが手っ取り早い方法です。
アプリがホーム画面にないだけで、無意識に触ってしまうことがぐっと減ります。
または、アプリをホーム画面に置かずに「ドロワー」に入れておくだけでもいいかもしれません。※Androidの場合
私はそれで、XやYouTube、Instagramを開く回数が激減しました。
使わないことを目的にするというより、「一度フラットに戻す」くらいの気持ちでやると、気楽に始められます。
デジタル断食の日を設定する
平日は仕事でスマホもPCも手放せない。
でも、だからこそ「定期的に、完全にオフの日を作る」というやり方が、じわじわと効果を発揮します。
いわば“デジタル断食の日”。
スマホもパソコンもテレビも見ない、というとハードルが高く感じますが、実際にやってみると意外とあっという間です。
やることを増やすのではなく、“何もしない時間”をあえてつくる。
その静けさが、思考の整理や疲労回復にもなります。
少しずつ“つながらない感覚”に慣れていくと、気づけばそれが楽しみになっているかもしれません。
代わりに“アナログな楽しみ”を用意しておく
デジタルデトックスをする場合におすすめなのが、“アナログな楽しみ”をあらかじめ用意しておくこと。
「時間はできたけど、何をすればいいか分からない」となると、結局スマホに戻ってしまうことも多いです。
- 本を読む
- 散歩に出る
- 料理する
- 日記を書く
スマホを持つ前の自分なら当たり前にしていたことが、今ではすごく新鮮に感じられるかもしれません。
アナログな時間には、スマホでは得られない“深さ”があります。
ただデジタルを手放すのではなく、その分の時間をどう過ごすかも、実はすごく大事なポイントです。
デジタルデトックスの3つの注意点
デジタルデトックスは、スマホやPCから距離を取るだけのシンプルな習慣。
でも、実際にやってみると「思ってたより難しい…」「逆にストレスになったかも」なんて声も少なくありません。
だからこそ、始める前に知っておきたい“つまずきポイント”があります。
ここでは、デジタルデトックスを無理なく続けていくために、知っておくと安心な3つの注意点をご紹介します。
- 「全断ち」を目指すと失敗しやすい
- 仕事・連絡手段とのバランスを取る必要がある
- 成果を焦ると「意味なかった」と感じてしまう
「全断ち」を目指すと失敗しやすい
よし、今日から毎週日曜は、スマホもPCも一切使わない!
デジタルデトックスは、本来「手放すことで楽になる」ためのもの。
でも、最初から“完璧”を目指すと、むしろプレッシャーになってしまいがちです。
使ってしまったことで自己嫌悪になったり、「自分には無理だ」とあきらめてしまったり。
これでは本末転倒です!
大事なのは、「一切使わない」ではなく、「ちょっと減らす」「意識して離れる」くらいの気楽さ。
完璧を求めるより、“やめすぎない工夫”が、むしろ継続につながります。
仕事・連絡手段とのバランスを取る必要がある
スマホやパソコンを完全にオフにすることで、一時的にスッキリするのはたしか。
でも、その一方で「連絡が取れなかった」「仕事の返信が遅れた」といった現実的な問題が出てくることもあります。
特に仕事や家族との連絡がスマホ頼みになっている現代では、“完全に切る”のは現実的ではないケースも多いです。
無理に遮断すると、かえってストレスやトラブルのもとになってしまうことも。
デジタルデトックスは“誰にも連絡しない日”ではなく、“誰にどうつながるかを選ぶ日”と捉えるとちょうどいいかもしれません。
たとえば、「今から2時間はスマホをいじらない」「夜9時以降は機内モードにする」などの工夫がおススメ。
自分にとって必要な連絡手段と、そうでないものを見分けることが、心地よい距離感につながります。
成果を焦ると「意味なかった」と感じてしまう
デジタルデトックスをしてみたのに、何も変わらなかった…!
そんな風に感じてしまう人もいます。実はこれ、けっこう多い落とし穴です。
心や体の変化は、じわじわと時間をかけて訪れるもの。
集中力がすぐ戻るわけでもなければ、1日や2日で劇的に睡眠が改善されるとも限りません。
にもかかわらず、早く効果を感じたくて焦ってしまうと、「やる意味あった?」と疑ってしまうのです。
大切なのは、“ちょっと気持ちが軽くなったかも”“今日は少し早く寝つけたかも”といった、ささいな変化に目を向けること。
小さな変化の積み重ねが、いつの間にか大きな変化につながっていきます。
まとめ|まずは1日、スマホから離れてみよう
スマホやPCは、便利で欠かせない存在。でも、ずっとつながり続けていると、気づかないうちに心も体も疲れてしまいます。
デジタルデトックスは、そんな“つながりっぱなし”の状態から少し離れて、自分を整えるための時間です。
難しいことをする必要はありません。まずは、1日だけスマホを手放してみる。寝る前だけでもいいし、休日の午前中だけでもいい。小さな一歩で十分です。
「何もしていない時間」が、思っていた以上に心地よく感じられるかもしれません。
そして、その静けさの中で、本当に大切にしたいものが見えてくることもあります。まずは気軽に、できるところから始めてみてください。










