「ミニマリストになれば、お金が貯まる」そう思っていたのに、なぜか貯金が増えない…。
モノを減らせば自然と支出も減ると思われがちですが、実はミニマリストでもお金が貯まらない人もいます。
お金が貯まらないミニマリストの特徴
- 「少なくて良いモノ」にこだわり過ぎている
- 「ワンイン・ワンアウト」の落とし穴
- モノ以外にお金を使いすぎている
- お金を管理する習慣がない
けっこう、よくある落とし穴だと思います!
この記事では、ミニマリストが陥りがちな「お金が貯まらない落とし穴」と、貯金を増やすための具体的なコツを紹介していきます!
お金が貯まらないミニマリストの特徴4選
ミニマリストと聞くと、無駄を削ぎ落としたシンプルな暮らしを想像し、「物が少ない=お金が貯まる」というイメージを持つかもしれません。
でも、ミニマリストのスタイルによっては、むしろ支出が増えてしまうことも。ここでは、お金が貯まらないミニマリストに共通する特徴を紹介します。
お金が貯まらないミニマリストの特徴
- 「少なくて良いモノ」にこだわり過ぎている
- 「ワンイン・ワンアウト」の落とし穴
- モノ以外にお金を使いすぎている
- お金を管理する習慣がない
「少なくて良いモノ」にこだわり過ぎている
ミニマリストになると、持ち物を減らすこと自体が目的になりやすく、「少なくても質の良いものを持ちたい」と考えがちです。
その結果、すべてのアイテムにこだわるようになり、高品質なものを選ぶあまり、かえって出費が増えてしまうことがあります。
品質にこだわりすぎて出費が増える
たとえば、洋服は「数を減らして厳選しよう」と決めた途端、気に入ったブランドの高価なアイテムを買うようになることがあります。
キッチン用品も「一生モノを選びたい」と高級な鍋やカトラリーを揃えたり、生活雑貨に至っては「デザインにもこだわりたい」と妥協できなくなることも。
これは、本当によくある思考の落とし穴。私も一時期、ハマりかけました。
もちろん、長く使えるものを選ぶこと自体は良いことです。でも、すべてにこだわり過ぎてしまうと、一点豪華主義になり、支出がかさむ原因になります。
「ワンイン・ワンアウト」の落とし穴
ミニマリストの間では、「1つ買ったら1つ手放す」というワンイン・ワンアウトのルールを取り入れている人が多いです。新しいものを購入したら、必ず何かを手放すことで、物が増えないようにする考え方です。
一見すると合理的ですが、これを厳格に守りすぎると、かえって無駄な買い替えが増えてしまうことがあるんですよね。
たとえば、「新しい服を買うから、今持っている服を処分する」と決めた場合、本来まだ着られる服でも、不要だと判断してしまうことがあります。
スマホやガジェット類も「今よりコンパクトで機能的なものがいい」と、頻繁に買い替えることにつながる場合がありますよね。
「まあ、捨てればいいか。」と思ってしまうキケンな罠です。
まだ使えるものも「アウト」していない?
ワンイン・ワンアウトの考え方は、物を無駄に増やさないためには有効ですが、「まだ使えるものをわざわざ買い替えない」という視点も持つことが大切です。
モノ以外にお金を使いすぎている
ミニマリストの多くは、物を持たない代わりに、体験にお金をかける傾向があります。「モノよりも経験を大切にしたい」と考えることはアリですが、制限なくお金を使ってしまうと、思ったよりも貯金ができないという状況になりやすいです。
「モノよりも体験を大切に」が行き過ぎてしまう
たとえば、旅行の頻度が増えたり、カフェで過ごす時間を重視するあまり外食費がかさんだり、ジムやヨガ、サウナなどのサブスクを複数契約してしまうことがあります。
「これも自己投資」と正当化しやすいのも、ミニマリストならではの特徴かも。
確かに、体験にお金を使うことは人生を豊かにするかもしれません。
でも、「ミニマリスト=物を持たない分、自由にお金を使ってもいい」という考え方になってしまうと、貯金はなかなか増えません。
「どこまでが充実した生活で、どこからが浪費なのか」を見極めることが大切です。
お金を管理する習慣がない
持ち物を減らすことには熱心でも、お金の管理に対しては無頓着だと当然お金は貯まりません。「物を買わないから自然と貯まるはず」と思っていると、意外と出費が増えてしまうことがあるのです。
お金の管理に無頓着はキケン
たとえば、毎月の支出を正確に把握していなかったり、固定費の見直しを後回しにしていたりするケース。「なんとなく節約できている気がする」だけで、実際には貯金のルールがなかったり、投資や資産形成をしていなかったりすると、思ったほどお金が貯まりません。
前よりは「たぶん」使ってない、は見直した方が吉。
ミニマリズムを貫くなら、お金の管理もシンプルにしていくことが理想的です。家計簿をつけるのが面倒であれば、家計管理アプリを活用してざっくりと支出を把握するだけでも効果があります。
細かく把握する必要はないけど、ざっくりとしたキャッシュフローは把握しておくことがおススメです。
お金が貯まるミニマリストになるための5つのコツ
ここまでで、「ミニマリストになったからと言って、必ずお金が貯まるわけではない」ということを理解していただけたと思います。
ここでは、お金が貯まるミニマリストになるための5つのコツを紹介します。
- 「こだわるポイント」と「こだわらないポイント」を決める
- 「ワンイン・ワンアウト」の考えを見直す
- モノ以外の予算を決める
- お金の管理を習慣化する
「こだわるポイント」と「こだわらないポイント」を決める
ミニマリストの考え方として、「少なくて良いものを選ぶ」というスタイルはとても理にかなっています。でも、すべてにこだわると、支出がかさんでしまうのも事実です。
そのため、「こだわるもの」と「こだわらないもの」を明確にすることが大切です。
- 仕事道具にはこだわるけど、他のモノは安価に済ませる
- 洋服は基本的にユニクロだけど、バッグと靴はある程度ちゃんとしたものにする
- キッチングッズだけはこだわるけど、そのほかの日用雑貨はNITORI
私の場合は、洋服はユニクロ、ガジェットはAnker(最近はちょっと高いけど)、生活雑貨はNITORIで大まかに決めています。でも、メガネやバッグ、靴は少しは気を使います。
と言っても、アウトドアブランドとか、2~3万くらいのモノだけど(笑)
「ミニマリスト=すべて高品質なものを持つべき」と思い込むと、結果的に出費が増えてしまいます。
必要なものだけ上質にし、それ以外は無駄にこだわらない。そうすると、満足度を保ちながらも、支出を抑えることができます。
「ワンイン・ワンアウト」の考えを見直す
勇気をもって、「ワンイン・ワンアウト」の考えを見直すことも検討してください。
前章でも解説した通り、「ワンイン・ワンアウト」は、逆に「買い替えサイクル」を早めてしまうこともあるためです。
お金だけの問題ではなく、「まだ使える」モノを捨てるのはとても残念なことです。
ワンイン・ワンアウトの本来の目的は、「不要なものを増やさないこと」です。そこにとらわれすぎて、「まだ使えるものまで捨てる」というサイクルを作らないようにするのが大切です。
特に、買い替えのサイクルが早すぎると、結局出費が増えるだけになってしまうので、「本当に今、手放す必要があるのか?」を考えながら実践するのがおすすめです。
モノ以外の予算を決める
モノを買わなくなった分、体験にお金をかけたくなる気持ちは分かります。でも、際限なく使ってしまうと貯金は増えません。
そこで、「モノ以外にかけるお金の予算」を決めることが大切です。
たとえば、「外食は月○円まで」「旅行は年間○回まで」「サブスクは3つまで」とルールを決めることで、無意識の出費を減らすことができます。
モノを買わない分、自由に使ってもいいとはいえ、限度を決めないと浪費につながるので、「どこまでならOKか?」を考えるのがおすすめです。
お金の管理を習慣化する
ミニマリストとしてシンプルに暮らしていても、お金の管理ができていなければ、いつの間にか浪費してしまうことがあります。そこで、お金の流れを把握し、しっかり管理する習慣をつけることが重要です。
家計簿をつけるのが面倒な場合は、家計管理アプリを活用するのもおすすめです。
私は、「マネーフォワードME」を使っています!
マネーフォワードMEは、銀行やクレジットカードなんかと紐づけておくことで、自動的にお金の流れが同期されます。何もせずに、お金が記録されていく様は圧巻です。
ただし、マネーフォワードMEを使う場合は基本的に支払いをすべてキャッシュレスにすることをおすすめします。
多くの節約家の方が、「クレジットカードを使うとお金の管理ができない」と言いますが、私の場合は逆です。クレジットカード×マネフォでお金の流れを簡単に記録してこそ、管理ができるってもんです。
ただし、これは私の場合の話。自分にとって、いい方法を見つけていくことが大切。
「ミニマリストとは」を考えることもおすすめ
ミニマリストというと、「物を減らして節約し、お金を貯める」というイメージが強いかもしれません。でも、ミニマリズムの本質は単なる節約ではありません。
むしろ、お金のことばかり考えてミニマリストを目指すと、せっかくのシンプルな暮らしが「我慢する生活」になってしまうこともあります。
ミニマリストの利点は貯金だけにあらず
ミニマリストになると、結果的に無駄な出費が減り、貯金がしやすくなるのは確かです。でも、それはあくまでも副産物。
ミニマリズムの本質は、「お金をかけずに生きること」ではなく、「本当に必要なものを選ぶこと」。
本当に必要なものを選ぶこと
お金のことばかり考えてミニマリストを実践してしまうと、「安いから買う」「とにかく節約しよう」と、かえってストレスを感じたりすることもあります。
一方で、反対に「少なくても良いものを」という考えが強くなりすぎると、「高品質なものなら、多少高くてもいい」と思い込み、結果として支出が増えることもあります。
本当に必要なものは、人それぞれ違うんですよね。
大切なのは、「世間一般のミニマリスト像」にとらわれるのではなく、自分のライフスタイルに合わせて取捨選択することです。
ミニマリストになる理由は、「お金を貯めるため」だけではなく、「生活の質を上げるため」でもあることを意識してみるといいです。
お金を節約することばかりに目を向けず、何を持ち、何を手放すのかを、自分の価値観に基づいて選んでいくことが、無理なく続けられるミニマルライフにつながります。
お金に限らず「本当に必要なもの」を追求する
「本当に必要なモノ」は、何もモノにだけあてはまるものではないと思います。性能や機能、質にしても、同じことが言えます。
そんなに高品質の必要ある?というところです。
たとえばよく聞く例として「ユニクロをワンシーズンで着倒すよりも、上質な洋服を〇年持たせた方が結果的にはお得」とかいう話。
まことにもっともらしく聞こえますけど、私からすれば「べつにユニクロを数年着ればよくね?」という事なんですよ。
ユニクロが1年でボロボロになるって誰が決めた?
もちろん、高額な商品の場合は全然くたびれないのかもしれない。知らんけど。でも、私はユニクロでもぜんぜん、数年は持つと思って着ています。着心地も全然悪くありません。
同じように、お鍋もお皿も、そんなに高級なもの必要だったっけ?ということを、いちいち考えてみて下さい。私は、近くのLAKOLEの安くてカワイイお皿とか、レンジで使えるお椀とかでもとても素敵な毎日です。
「高品質」についてもう一度、ちゃんと考えてみてもいいと思うわけです。
- それは本当に自分にとって高品質なのか?
- その品質を、ちゃんと自分自身で理解できているのか?
- 値段やブランド名が、品質の高さを信じさせるモノになっていないか?
大切なのは、「自分にとって十分な品質を選ぶ」ことだと思います。つまり、あんまりモノを買うときに、そもそもお金の概念を注目しすぎないことが重要だということです。
もちろん、これはとても難しいこと。私もまだまだ勉強中です。
難しい場合は、とりあえず「安価なモノ」を前提に検討して、性能が足りなけらば少しずつ上げていく。ことがおススメです。
「ミニマリストとは」については、「ミニマリストとは何?物を捨てるだけではないシンプルライフの本質」でも詳しく解説しています。


まとめ
大切なのは、ミニマリズムの本質を見失わないこと。ミニマリストとは「モノを減らす人」ではなく、「本当に必要なものを選ぶ人」です。
その選択の中には、お金の使い方も含まれます。こだわるべき部分と、こだわらなくてもいい部分をしっかり分けることで、シンプルな暮らしと貯蓄のバランスが取れるようになります。
お金が貯まらないミニマリストの特徴
- 「少なくて良いモノ」にこだわり過ぎている
- 「ワンイン・ワンアウト」の落とし穴
- モノ以外にお金を使いすぎている
- お金を管理する習慣がない
シンプルな生活を楽しみながら、無理なく貯金を増やしていきましょう!










